飴とムチ
僕は、昔からの諺や、慣用句が苦手だ。
特にこの 飴とムチ という言葉が苦手だ。ほとんど嫌いに近い。というか、無茶苦茶すぎて笑えてきて逆に好きだ。
人を育てる時に 優しさ と 厳しさ を使い分けてコントロールするような意味合いで使われているんだと思う。
よく考えて?飴とムチだよ?飴をもらった後にムチで打たれるんだよ?割に合わなくない?笑えてこない?
そもそも人の心なんてコントロールできない。育てる ことと 人の心を思い通りにコントロールするのは 正反対だと思ってる。
前者の方は、人が失敗した時にすぐにフォローできるように見守っている感がある。やさしさや自由を感じる。後者は、人が失敗しないように見張っている感がある。自分が考えた枠の中にはめ込んでいく、息苦しさや閉塞感を感じる。
指摘したいことがあるならば、ただ指摘すればいい。飴もムチも必要ない。
一度も飛んだ事のない鳥が今飛び立とうとしてる。
さあ、飛んでみよう!難しい事は考えるな!と飛び方を知っている鳥が大空を一緒に飛んであげるのと、よし、飛んでみろ!助走はこれくらいで、羽ばたき方は1分につきこれくらいで、それから、それから、、それから、、、と一度も飛んだ事のない鳥にいちいち説明されるのとどっちがうまく飛べるようになると思う?
また偉そうな事いってしまったので、好きな曲を適当に貼ってごまかしとく。
SBK ドノミチ
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