20170223
これは僕が22歳の時の話だ。(今は33歳だけど、、、といいながら全く年齢なんて気にしていない。いつも10歳くらいの気分でいる。「童心を忘れない。」って意味じゃない。童心そのものだ!君は学校に行かなくちゃならないのに、道端のアリの行列が気になって巣までついて行ったことはないかい?そう!それだよ!今でもそうなんだ!)
なにもかもがどうでもよくなって、毎日毎日うんざりした気分で部屋に籠ってた。
なにもする気が起きないので、ずっとぼーっとしてた。
どれくらいの日が過ぎたのだろう?そんな生活にもうんざりしてた。
そのうんざり度数がめいっぱいになった時、心の中で一つの疑問が湧いた。
「本当の本当の事ってなんなんだろう?」
そしてその次に、心の深いところから強い祈りが湧いた。
「どうか僕に本当の事を教えて下さい!少しでも教えてくださるのなら、僕は死んだってかまいません!だから本当の本当の事を教えて下さい!」
薄暗いジメジメとした部屋が、とてもやさしくてやわらかい空間に感じた。時間が止まったように感じた。頭を悩ませていたいろんな出来事がまるでジョークのように感じられた。心は静かな喜びで満たされていた。何もないのに幸せだった。
やがて徐々に元の状態に戻っていった。
「ねえ!さっきのはなんなの?」
そんな疑問を心の中でぶつけた。
すると、こんなインスピレーションがやってきた。
「あなたは、常にさっきのような状態で生きる事も可能なのです。一度だけ この道 を行く。と決心して下さい。ただそれだけでいいのです。もっとも安全で、簡単で、まっすぐな道です。ゆっくり、自分のペースで歩んでください。あせる必要もありません。比べる必要もありません。やがて、いつもそうである事に気がつくでしょう。」
「ええ、わかりました。僕は この道 を歩みます。」
あれから12年が経つ。
今日もこの部屋の明かりは、やわらかくてやさしい。
君も一緒にこの道を歩いてみないか?
(コーヒー牛乳を飲み終わったので、お風呂に入って寝るよ。おやすみ。)
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