誰も知らない。誰も見た事がない。だけど確かに存在する。キヌズBAR、キヌの日々。


そこからの景色はどうだい?


今日は酒を少々飲み過ぎて帰ってきたので、過激な発言になってしまうかもしれない。(過激だと思っているのは僕だけで、実は大した事がないのかも知れない。僕が臆病なだけかも知れない。けどこの違和感が体の中から消えない。)


そこからの景色はどうだい?

高く登ってしまったと思っている人たちに聞きたい。

そこからの景色はどうだい?

人々が、米粒のように見えるかい?

全体の流れが見えるつもりでいるのかい?

コントロールしてるつもりでいるのかい?


本当にそこは高い場所なのかい?

ほら、足元を見てごらんよ。しっかりとした足場はあるかい?

その足場がなくなったとして、足場のない状態を漂う覚悟があるのかい?


高く登ってしまったと思っている人たちに聞きたい。

そんなに離れてしまって、一人一人の表情が見えるかい?

そこは、高いんじゃなくて、ただ篭っているだけじゃないのかい?


高く登ってしまったと思っている人たちに聞きたい。

一人一人が、何に悲しみ、何に喜び、何に怒りを感じているか理解してるかい?

そんな離れた場所から眺めて、それが見えるのかい?


全体のバランスは、個々のそれぞれも含んでいる事を理解してるのかい?


本当にそこは高い場所なのかい?



一番低い、なんの隔たりもない、なんの階級もない、何の肩書きもないこの場所にいるとよく見えるよ。


ここを知っている住人の、屈託のない、まっさらな笑顔を見た事があるのかい?


本当にそこは高い場所なのかい?


ほら、篭ってないでもう一度出てきてごらんよ。



(今日は割と酔った勢いで書いた感がある。たぶん明日あたり後悔すると思う。でもいい。明日早く起きなければならない。みんなおやすみ。)



キヌズBAR日記

誰も知らない。誰も見た事がない。だけど確かに存在する。キヌズBAR、キヌの日々。

6コメント

  • 1000 / 1000

  • 一城

    2016.03.10 18:49

    @一城(でも実は、今年あたりに飛行機デビュー、海外デビューができたらいいなあ。と思っています。)
  • 一城

    2016.03.10 18:46

    @しまだ。大変偉そうな事をいいますと、僕はブログを一つのエンターテーメントだと思ってやっています。 もっと偉そうな事をいうと、大したブログではありませんが、僕の一つの作品だと思っています。 ですので、コメント欄も キヌズBAR の大切な作品の一部となっております。 僕の中では、ブログの記事と、コメント欄でのやりとりに違いはありません。 ボブ・ディラン、そんな事をいってたんですね 笑。 そんな事をいいながらもどこかのインダビューでは、「普段は家庭と子供の事にしか興味がない。」とも答えています。 チャールズ・ブコウスキーと共通する点ですが「売れたい と言う気持ちが書く原動力になった事はない。売れるか売れないかはどうでもいい。あとは誰にもわからない。」とも。 ブコウスキーはあれだけハチャメチャな生活をおくりながら、普段はクラシック音楽しか聞かなかったそうですよ。ロック音楽についても「いまや、ロックは反体制という体制に組み込まれちまっている。ほとんどはただの雑音。」と言ってました 笑 (嶋田さん、ブコウスキーに関して一言も言及していないのに、僕が好きだという理由で勝手に登場させてすみません^^) 二人とも、ビートニクムーブメントの一員と取り上げられていましたが、本人達はその事について非常に嫌ってました。 「なんとか主義、なんとか思想、どうでもいい。」 たぶん、何かにカテゴライズされる事や、何かのレッテルを貼られる。一部分だけを切り取られ、そこの部分だけを強調される事を嫌っていたのかもしれません。 何かの物事や人物に対して、レッテルを貼りたがるというのは人間の性なのかもしれませんが、(だからいまだに週刊誌が売れ続け、ワイドショーが流行り続けているんでしょうか?)やはりそうしてしまうとその人の全体像、物事の本質は見えてきませんよね。固定された人物などいなく、物事も常に変化し続けているという事も。 いつも、 キヌズBAR という作品を引き立てていただいてありがとうございます^^ (海外、いいなあ。僕は海外旅行どころか高所恐怖症なので、飛行機すら乗った事がありません。高校の修学旅行もどこかは覚えていませんが飛行機に乗らないと行けない場所でした。行くか 行かないか を選択できたので、即答しました。「行かない!!」)
  • しまだ。

    2016.03.09 00:12

    @一城実はキヌズBARの楽しみ方の1つとして、 本文もさることながらコメントにこそ月の裏側を見せてくれるような気前の良さがあるのかもね マスター^^ あれは僕が30歳になるかならないかのころ、タイの農村地に滞在していた時がありました。 そこは子供たちの服はボロボロだったり、人々は体が悪くても病院にも行けずそういう意味でのたいそう貧しい村でしたが、 しかし神々しいまでに人々の心は豊でした。その時僕は一瞬だけど思ったんです。 ここまで彼らが僕に優しくするのは変だ。騙されてるのではないかと。。 貧しいのはそう思った僕の心でした。 ボブディラン。以前深夜ラジオで聞いたことですが 詩人は湖に行く。 詩人は風の中を歩く。 しかし詩人は学校のPTAには行かない(笑い) と言ってます。 もちろん自分が行きたくなかった時のことの冗談半分なのでしょうが、 静かに輝く心は、騒々しい社会の大衆の空気から退かないと見出せないのかも知れませんね。