いきなりな話。
いきなりなんだけど、10年ほど前、僕は半年ほど部屋に引きこもってた。
(半年くらいで引きこもってたなんていうなよ!と思う人がいたらごめん。もっと苦しんでた人や、今でも苦しんでいる人がいるかもしれない。でも僕の中では気持ちはどん底だった。人の視線が怖くて、周りの人の会話が全部自分の噂をしているように聞こえて、テレビのニュースを見るたびに恐ろしくなって、世の中全部が悪意に満ち溢れているような気がしてた。自分が世界から全く切り離されたような感じだったし、肉体があるのがわずらわしくて仕方がないくらい怠かった。それとそうだなあ、土曜と日曜日は気分が楽になった。それと雨の日も。あとは深夜になると気が安らいだ。そして新聞配達のバイクの音がするとまた気が滅入った。「また世の中が動きだす。」と思って。これで信じてくれる?)
で、どうやって抜け出したのかというとはっきりとした理由はわからない。
もちろん、家族のサポートや友達の励ましや、そういった事も理由としてあったのかもしれないけど、正直にいうとほとんどは僕の耳に入ってこなかった。心まで届かなかった。
今思うと、「どうにかしてあげなければならん。」「可哀想だから救ってあげなくちゃ。」「はやく社会との接点をもたせてあげないと!」っていうのが読み取れたからじゃないかなって思う。
ここまで書いといて、結局自分でも何が言いたかったのかわからなくなってきたんだけど、
引きこもり は ただの一つの状態であって 別に可哀想な状態でも無理やり引きずり出さないといけないような状態でもないって事。 というか、そういった信念こそが 引きこもり という状態ををうんでいるような気がする。
いつも明るくて元気でなくちゃいけない。
社会に出て、たくさんの人とかかわれるように努力してコミュニケーション能力を磨かなくちゃならない。
ずっと部屋に篭ってるなんておかしい。
そういったものが常に、世の中の背後にぴったりとくっついているよね?
それって本当?
個々によって性格が違う、個人を尊重しよう!と言いながら一つの枠に無理やり組み込もうとする。それが息苦しく感じるんじゃないかな?
とここまで書きながら、またまた何が言いたいのか分からなくなってきた。
締め方もわからない。
う〜ん。
その当時、音楽もただの雑音に聞こえてうっとうしくて、まったく聞いてなかったんだけど、何かの拍子でテレビをつけた時にこれが流れてた。
心に響いた。
たぶん泣いた。
向井秀徳 自問自答
ついでに、自問自答が流れる前にやってた曲も
KIMOCHI
(個人的に、後半のインタビューはいらない。)
そして、突然さらにいきなりな話!
キヌズBARの照明をLEDのエジソンランプに変えました!!
どう?前よりも部屋が明るくなったと思わない?(右下に見えるのは空気清浄機。加湿器と間違えて買った。暖房つけっぱなしにして寝た日には、次の朝、喉がカラカラ。)
もうすぐ、春だしね。
キヌでした。(今から昼寝でもするよ。)
4コメント
2016.03.22 16:16
2016.03.22 14:26
2016.03.18 16:39